Magnolia Tech

いつもコードのことばかり考えている人のために。

液晶ディスプレイにフィルムを貼る難易度の高さたるや、果たして我々は一体何と戦っているのか、という気分になったりしませんか

そもそも今でもノートPCの液晶ディスプレイに保護フィルムは貼る必要が有るか?とか、貼ろうすると13インチクラスのサイズに埃とか気泡無しに貼るのってめっちゃ難しくない?せっかく買って、埃とか気泡入りまくりだと悲しくない?などと色々な気持ちが交差していきますが、習慣的に未だに新しいPCを入手すると貼りたくなってきます(さすがにデスクトップモニタには貼らないんですが...)。

今までの経験上でいくと、パワーサポートのアンチグレアフィルムが一番上手く貼れるという印象ですが、残念ながら最近は新製品が出なくなっていますね。

MacBook Pro 2016年モデル用に発売されたPEF-93というモデルだけは2018年以降のMacBook Air 13inchモデルにも対応しているため、2020年リリースのM1モデルにも対応している息の長い製品になっていますが、14inchや、16inch対応の製品はリリースされていないようです。

ちなみにめちゃめちゃサイズ感がシビアなので、貼る時は慎重に。

あと、作業しやすいように黒系のデスクマットが有るといいなとか、埃取り用にセロファンテープなどをあらかじめたくさん用意しておくと良いですね。

お風呂場などで貼ると埃が立ちにくくて良い、というテクニックもあるそうです。


しかし、いかに液晶ディスプレイにフィルム貼ることがストレスなのか、分かるツイートの数々...

「Anker Nano II 65W ホワイト」を購入

f:id:magnoliak:20220416200459j:plain

以前ブラックモデルを購入した「Anker Nano II 65W」ですが、小さくて使い勝手が良いので、追加でホワイトモデルを購入。

blog.magnolia.tech

ノートPCからタブレットスマホ、ヘッドホンと、これ一つで普段持ち歩くものは全部これで充電できて重宝しています。

先日のエントリで、常時接続するケーブルはブラック、必要なときだけ使うケーブルはレッドで使い分けている、というエントリを書きましたが、持ち歩くものはホワイトに統一することにしたので、充電器もホワイトに統一してみました(ブラックモデルはずっとデスク脇の電源タップに挿しっぱなしになっていますが、いちいち外して持ち歩くのも面倒なので)。

blog.magnolia.tech

以前よりパッケージは簡素になっていますが、中身は変わっていません。

f:id:magnoliak:20220416200513j:plain

Ankerの充電器、いろいろな種類がありますが、複数ポートあるものは同時に刺すと給電される容量が減るのでちょっと分かりづらいんですよね。

なので持ち歩くなら、自分の持っている一番大きな容量が必要なものをサポートしている、ポート一つで、最小サイズのモデルを選ぶのが、使う時に迷わずいいんじゃないかな、というのが最近のプラクティスです。

HomePod miniを導入

f:id:magnoliak:20220416171035p:plain
HomePod mini

なぜかタイミングを合わせるかのように手元にあるBluetoothスピーカーが全滅して、再生装置が一つも無くなってしまったタイミングで、HomePod miniを二つセットで譲っていただく、という幸運がやってきた。

音質や、使い勝手のレビューはいろいろなところで散々語られていると思うけど、iPhoneか、iPadが無いとセットアップできないという制約を除くと、セットアップの簡単さや、ちょうど良いサイズ感、音質...と、満足度は高い。

意外とコンパクトなbluetoothスピーカーって高いから、だったら2個セットでHomePod miniを買った方が満足度は高いなと思った。

siriは、普段からそんなに使わないけど、Apple Musicに加入していると適当に再生してくれる(試しにやってみたら、wack wack rhythm bandを再生してくれた、いいやつだ、siri)。

一つだけ引っかかったポイントが有って、検索しても全然分からなかったので、ここに書き残しておきます。

iCloudのアカウントがロックされていると、エラーメッセージも出ずにセットアップが完了しないので、必ずiCloudのアカウントがロックされていないか、確認してからセットアップを開始すること

これで半日くらい悩んでしまった...macに繋いでリストアしてもダメで、WiFiアクセスポイントも変えてダメで、iPadiPhoneの両方でもダメで、最後に「あ、ロックされているかも!」と気づいてiCloudのサイトにアクセスしてみたらやっぱりロックされていて、それを解除したらすぐにセットアップが完了した。せめてエラーメッセージを出してくれればよかったのに。

比較的iCloudのアカウント名が短めなので、頻繁にロックされることが有って、普段は警告とかも出てこないからいちいち解除していなかったけど、盲点だった。


というわけでiPhonemacApple TVとかを使っている人には良い選択肢だと思います。

汎用性を考えるとiPhoneからの音楽再生だけなら普通のbluetoothスピーカーでもいいけど、AirPlayで映像と一緒に再生する、とかやろうとすると使い勝手が全然いい。bluetoothみたいにいちいちペアリングする必要も無いし。

「ログを出す!ログを読む!」エンジニア版ベストキッド…「syslogに出す! loggerで出す!」「ログレベルアップ!ダウン!アップ!ダウン!」

ふとベストキッドの台詞を思い出して、雑に書いてみたけど、案外いいこと書いてるなーって自分でも思ってしまった。

loggerの使い方は入門書に載ってたり載ってなかったりするし、どんなタイミングでどんな情報をどこに出すべきか?みたいな話は一子相伝の秘伝の技みたいになりがちだし。

なんてところに、めっちゃ良いブログエントリーを教えてもらいました。

そう!こういう話がまとまっていて欲しかったんだ。

ほかにも息を吸うように自然にやって欲しいことがこんな感じで集まりました。

要はバランス師匠 「バランスが大事だ。コードだけでなく人生も。」

知識を、知恵にする、流通させるためには

自分が得た知識、その組織や、文化圏で通じる知恵となるまで整理している人って少ないよなーと思うし、さらにその組織や文化圏を超えて通じるように汎化していくなんて、できたらそりゃ偉業と言えるレベルなんだけど、まずは言葉にしてみる、ということだけでもやっていきたいと思っている。


それまでの文化的背景が異なった人同士で会話するのは凄く難しくて、それぞれの組織、それぞれの個人の培った独自の価値観や、ルールが有る...で、それが有るのは当たり前なんだけど、「それが今通じるか?」「通じない時に何も会話ができなくなるか?」という所は意識して会話していかないと、ですね。

そういう意味でも標準だったり、体系化された知識を学んだり、認定試験を受けたりするのは、一つはその「共通の語彙」を獲得するためなんですよね。「○○って資格が有ったからといって、仕事ができるようになるわけではない」という言われ方が時々有りますけど、「会話を成立させるために」有るんですよね。


と、昨日書いたエントリを自分で読み返していて思った。

blog.magnolia.tech

知識を、知恵にする、流通させるためには

自分が得た知識、その組織や、文化圏で通じる知恵となるまで整理している人って少ないよなーと思うし、さらにその組織や文化圏を超えて通じるように汎化していくなんて、できたらそりゃ偉業と言えるレベルなんだけど、まずは言葉にしてみる、ということだけでもやっていきたいと思っている。


それまでの文化的背景が異なった人同士で会話するのは凄く難しくて、それぞれの組織、それぞれの個人の培った独自の価値観や、ルールが有る...で、それが有るのは当たり前なんだけど、「それが今通じるか?」「通じない時に何も会話ができなくなるか?」という所は意識して会話していかないと、ですね。

そういう意味でも標準だったり、体系化された知識を学んだり、認定試験を受けたりするのは、一つはその「共通の語彙」を獲得するためなんですよね。「○○って資格が有ったからといって、仕事ができるようになるわけではない」という言われ方が時々有りますけど、「会話を成立させるために」有るんですよね。


と、昨日書いたエントリを自分で読み返していて思った。

blog.magnolia.tech

『ソフトウェアアーキテクチャの基礎 ―エンジニアリングに基づく体系的アプローチ』を読めばアーキテクトになれるのだろうか

とても良い本だ!アーキテクチャのパターンは体系的に整理されているし、アーキテクチャを議論する上で、共通の語彙となり得る用語を解説している(コンウェイの法則や、凝集度など)。

後半は、リスクや、チームビルディング、交渉術まで多岐に渡るトピックを網羅している。

必要なことは全部書いてある...けれど、なんとなく初めてPMBOKを読んだときに抱いた感想...読み始めてからすぐに「果たしてこの本に書かれている通りの考え方に沿って振る舞えばアーキテクトになれるのか?」という気持ちになりはじめたところで1章の最後の方に出てくる「ソフトウェアアーキテクチャの法則」が出てきて、「そうだよなー」という気持ちに。

つまり、ちゃんと考えようということでした。

というわけで、この本を読んでどうこう、というより、この本に書かれていることをきっかけに考えたり、書かれていることを例示に先輩から経験や教訓を引き出したり、誰かを教育する時にトピックの網羅性を考えるときに使うと良いのではないでしょうか。


あと、4章の最後に出てくるこの言葉は良かったですね、こういう考え方でいかないと何も先に進まない。

決して最善のアーキテクチャを狙ってはいけない。むしろ、少なくとも最悪ではないアーキテクチャを狙おう。


経験に裏打ちされた色々なトピックが出てきますが、いたずらに「正しい」と盲信してはいけなくて、「考えるきっかけ」とか、自分の考え方を「わかりやすく、つたわりやすく」表現するためのネタ本として使うと良いんじゃないかなーと思います。


ちなみに、自分だったら、アーキテクトには、こんなことを決めてほしいと思っている。正解ではなく、指針をもたらしてほしい。