去る2024年7月13日に「大吉祥寺.pm」というイベントを開催した。
kichijojipm.connpass.com
振り返りブログを書き始めたら、何文字書いても終わらなくなったので、分割することにしました。
今回は、ノベルティ・ポスター編です。
大吉祥寺.pmのコンセプトとして、ノベルティや、会場の作り込みは最小限にする、というのが有りました。
最初はTシャツや、トートバッグ、パンフレット、バックパネル...色々な制作物を考えたのですが、制作費用、搬入や廃棄、余った時の扱いなど、いろいろな要素を考慮した結果、「参加者も、運営も、持ち帰る際に邪魔にならないレベルに限定する」ことにし、制作するものは「ポスター」「名札」「ステッカー」「おみくじ」の4つになりました。
ポスター
会場に来られた方が「イベントに来たぞ!」とアピールできる写真が撮れる場所を用意しておくと、TLがきっと賑やかになるはず、という発想から、会場入口に掲載するポスターを作成しました。
この目論見は成功し、みんながX(Twitter)上にポスターの写真をアップして頂きました。レポートブログなどでも登場し、キービジュアルとしての役割を果たしてくれました。
今回、大吉祥寺.pmの開催にあたっては id:akiko-pusu さんに10周年バージョンのロゴをデザインいただいたのですが、このロゴデータをベースに id:kondoyuko さんにポスターとしてのデザインに仕上げてもらいました。
daily-postit.hatenablog.com
ロゴデータはこちらに有りますので、ぜひスライドなどにロゴを掲載する際には、こちらをお使いください(これ、事前に登壇者の方に連絡できていなくて、失敗したーと反省しました)。
github.com
なお、このポスターは1枚のみ作りましたが、イベント終了後、当日のスタッフにもらわれていって、今は自宅に飾られているそうです。いいですね!
名札
こちらも10周年バージョンのロゴを中心に、大吉祥寺.pm登壇者の一人でもあるyumemi narawaさんにデザインいただきました。
最大のこだわりのポイントは、「ランチに食べたいもの」を書く欄を大きく取ることで”知らない人同士が一緒にランチに行くきっかけを作る”です!
せっかくのイベント参加なので、一人でも多くの人と交流するきっかけになった方がいいですからね。
また、裏面にはタイムテーブルなどのイベント情報ページへのリンク集(QRコード付き)が用意されていて、別でパンフレットを用意せずに済むようにしました。荷物は少しでも少ない方がいいですからね。
あと、実は最大の拘りポイントは名札ケースです。このケースは、紐が2ヶ所離れたところを通す形式になっているので、裏返りづらい作りになっています。
イベント参加でよくある「あーこの人誰だっけ?名札は....あー裏返っている!!!」という悲劇を少しでも減らすための工夫点です。
こちらの名札ケースを購入しましたが、実は制作物の中でもお金がかかったのが名札ケースです。お手元にあるみなさん、ぜひオリジナルの名札を作って、イベントなどで再利用してあげてください!
ステッカー
名札などはどうしてもイベント参加が終わると使わなくなってしまうので、せっかくのロゴを活かし、かつずっと残るものを用意しよう、ということでステッカーを作成し、参加者全員へ配布しました。
目立つところに貼っておくと、大吉祥寺.pmへ参加した思い出が蘇ること間違いなしです!!
ちなみに自分は941さんを真似して、PCのカバーの上から貼っています。
大吉祥寺みくじ
大吉祥寺...大吉...おみくじ...という、自分のとても安易な発想で企画された「大吉祥寺みくじ」。
当日は、速攻で「これは大吉しか入って...」「そこは言わない約束です」というやりとりが行われていました。
内容は、最初にChatGPTに「エンジニア向けのおみくじ、どんな内容?」と聞いてサンプルを作り、それを元にスタッフみんなでアイディアを出し合いました。
その内容をもとに、yumemi narawaさんにデザインいただき、最後はオフラインのスタッフミーティングの場で、印刷されたものを切り取って、折り畳み、糊付けを行いました。
つまり、全部スタッフのお手製なんですよ!!
ちなみに全部で8種類有ります。参加者同士で見せあって、違いを楽しんでもらえるように意外とバリエーションが用意されていたのです。
このように、ノベルティを小さいものに限定することで、邪魔にならず、小さなカバンでも持ち帰れるように工夫しています。
作り込まれた、たくさんのノベルティもカンファレンスの醍醐味だし、とても嬉しいのですが、搬入・搬出・廃棄も大変だし、参加者も持ち帰る際の荷物になると大変なので、このような方針としました。
残ったものもスタッフが持ち帰る上でも小さいと、カバン一つに入ります。撤収の負荷を下げるのもイベントの工夫の一つなのです。
今回、印刷物はすべて「グラフィック」さんを利用しました。
www.graphic.jp
入稿データのチェック機能もあるし、納期も早いし、安心して利用することができました。おすすめです。