”基礎技術”系の本には、いつ役立つか分からないからとりあえず買っておいて損の無い一冊、というのが有って、この『[改訂新版]プログラマのための文字コード技術入門』もそんな1冊。
文字コード周り、基礎を学んでいないと「文字集合」と「符号化方法」の区別できなかったり、「全角文字」とか「2バイト文字」のようなあやふや言い回しをして間違った設計をしてしまうことになる。
特に本書では基本的な文字コード周りの技術から、プログラミング言語での扱い方とか、ハマりやすい落とし穴(Unicodeの正規化とか)もしっかりフォローされているので、「とりあえず手元にあることの安心感」が半端ないです。