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いつもコードのことばかり考えている人のために。

『Learning the VI and Vim Editors: Power and Agility Beyond Just Text Editing』

オライリーのvi本、なんと13年ぶりに改版されました。しかも、頑なにタイトルは「vi & Vim Editors」となっていて、あくまでviを主張しています。本文中もずっと「vi & Vim」と統一されているところに拘りを感じます(でも途中で突然Vimとだけ書かれるところも有って、統一されていない感じもしますが、気にしなくていいです)。

また、「なぜカーソル移動がh, j, k, lなのか?」のような蘊蓄コラムも妙に充実している点も見逃せません。

本書の中身としては、viとVimの両方に共通する操作方法を解説してから、次にVim固有の機能の解説へ移る、という構成になっています...が、ほとんどの方はVimを使っていると思うので、どんどん読み進めていけば良いだけです。

インデントやカラーシンタックスVim Scriptあたりに十分なページが割かれてるところも良い。

是非日本語版が出てほしい一冊ですね