オライリーのvi本、なんと13年ぶりに改版されました。しかも、頑なにタイトルは「vi & Vim Editors」となっていて、あくまでviを主張しています。本文中もずっと「vi & Vim」と統一されているところに拘りを感じます(でも途中で突然Vimとだけ書かれるところも有って、統一されていない感じもしますが、気にしなくていいです)。
また、「なぜカーソル移動がh, j, k, lなのか?」のような蘊蓄コラムも妙に充実している点も見逃せません。
Wikipedia より pic.twitter.com/ugahrziaA8
— mattn (@mattn_jp) November 18, 2019
本書の中身としては、viとVimの両方に共通する操作方法を解説してから、次にVim固有の機能の解説へ移る、という構成になっています...が、ほとんどの方はVimを使っていると思うので、どんどん読み進めていけば良いだけです。
インデントやカラーシンタックス、Vim Scriptあたりに十分なページが割かれてるところも良い。
是非日本語版が出てほしい一冊ですね