Magnolia Tech

いつもコードのことばかり考えている人のために。

紙の技術書を開いたままコードを書く時は、クラスプクリップがおすすめです

紙の技術書を開いたままの状態にして、参考にしながらコードを書きたい時ってありますね。ただ、本を開いた状態にしておくのが結構大変です。ブックスタンドなどもありますが、けっこう大きいし、持ち運びには向いていないです。

そんな時には、ステンレス製のクラスプ クリップがおすすめです。ペンケースにも入るサイズなので持ち運びもできます。

(写真の本は、最近読んでいる『Learning Go』です)

紙の質にもよりますが、150ページくらいまでは止めておけるし、それ以上のページになれば自重で本全体は開いたままの状態になるので、めくれないように手前のページを数ページ軽く挟んで押さえておけばいいだけです。

一番大きなサイズでも275円なので、試しに買えるレベルなのもオススメの理由の一つです。

ブックスタンドみたいに立てかけて見たい場合は向かないですが、ちょっと押さえておきたい、という用途にはいいと思います。

何もしていないのに、壊れました」から「何もしていないから壊れました」に時代は変わりました、という話をしました

と、書いてみたのだけれど、本当にそうなのだろうか。

今までだって本当に”何もしないのに、壊れずに使い続けられていたのか?”

その見える部分が変わった時に違和感を感じているだけだったりしないですか? あの手この手で、全体の挙動を押さえている人を雇用継続することで、維持できていて、そのためには知らず知らずのうちの不断の対応が有ったんじゃないでしょうか?

ということを、真夏のような気温の夜に考えてみました。

ぜひ感想をお待ちしております。

『Learning Go』を読んで、Goに入門している

A Tour of Goにチャレンジしたことがあるくらいで、Goをちゃんと勉強してこなかった。

さすがに、ISUCONの問題がGoが最初に作られている時代に、やっぱりちゃんと学んだ方がいいかなと思って、買ったまま積んであった『Learning Go』を読んでいる。

Go固有の、キャッチーな所を先に説明するようなことはなく、淡々とリテラルから始まり、制御構造や、structgoroutineなどの解説に進んでいくので、あまりつまみ食いしながら読む感じでもなくて、1週間くらいかけて最初から最後まで読む、みたいなスタイルの読み方の方が良いかも。

随所に機能の経緯や、背景、他の機能との関連が差し込まれていて、単に機能解説書になっていない点もよかったです。

”プログラミング自体”への入門本ではないので、最低限一つは他の言語で一通り書けるくらいのスキルはないと読みこなすのは難しいのと、演習問題が無いので、学んだことの確認がしづらい、みたいなところはありますが、他にGoで書かれたコードの事例を見ながら一緒に見ていくとか工夫が有れば、このくらいの記述量で十分ですね。

設計ナイト 2022 「トランザクションスクリプト」を開催し、登壇しました

年に一度のお楽しみ、設計ナイトを6/14に開催しました(去年はお休みしてしまったので、2年ぶりの開催でしたが)。

kichijojipm.connpass.com

今回のテーマは「トランザクションスクリプト」...マーチン・ファウラーさんの「エンタープライズアプリケーションアーキテクチャパターン(PoEAA)」で紹介されたアプリケーション構造に関するパターンの一つです。

当日の資料もアップされています。

kichijojipm.connpass.com

今回珍しく(?)、『トランザクションスクリプト起点の開発は、“なぜ”生まれるのか?』というタイトルで、登壇もしました。

スライドはちょっと当日のコンテキスト次第なところもあって、そのままアップしてもアレなので、割愛しますが、要はトランザクションスクリプトって”分かり易い”んですよね、という話をしました。

ユーザーからヒアリングしたユースケースをそのまま機能に写像し、機能単位に実装する要員をアサインできると、”分かり易い”ですね(誰にとって?) しかも、よりたくさんの人を同時並行でアサインできる

ドメインモデルや、共通設計を最初に作り込めば作り込むほど、コミュニケーションパスが増加し、相互の影響によるアジリティの低下が有るよね、という流れで話をしました。

それが良いか、悪いか、現代に合うか否かは別として、現実そこに存在する「価値観」は否定しすぎてはいけないのではないかな、と。

何かの意思決定は、何らかの価値判断に基づいて行われるものなので、それが何なのかは常に考えておくといいですね

トレードオフの判断ポイントは変わっていくよね、という話

ということを、しんぺいさんのツイートを読みながら考えた。

『達人が教えるWebパフォーマンスチューニング 〜ISUCONから学ぶ高速化の実践』を買った!

すいません買ってきたばかりで、まだ全然読んでないんですけど、これが言いたかったので、エントリを作りました。

あと、冒頭の第1章のメッセージがめちゃめちゃ良かったので、引用しておきます。

あと、何と言っても、Webサービスを高速化できるエンジニアはかっこいいと思いませんか。高速なWebサービスを実現する、パフォーマンス問題をバシバシ解決する、パフォーマンス問題を起こさないシステムを実現できるエンジニアに筆者は憧れますし、尊敬します。

「こんな小さな売り場の本屋だと無いかも...」と思いながら、ぱっと入った本屋にも置いてあったので、けっこう幅広く配本されているようです。とにかく近くの本屋へ行って買いましょう。

この手の本は、読み終わったら誰かに貸したくなったり、あげたくなったりするタイプの本なので、紙の本で買った方がいいんじゃないかと思います。

今年参加登録できなかった人も、来年に向けて買っておいて1年間素振りして、臨んでいきましょう。

今年参加登録できた人は、もう1ヶ月後なので、さっさと素振りしましょう。

データとコードと運用のそれぞれの時間軸を総合して初めてビジネスドメインが完成すると思っている

ドメインに関するコードのテクニックの話の時に、同時に運用やデータの話がセットで語られないのはいつも違和感が有る...実際の開発だと常にセットで語ってない?