Magnolia Tech

いつもコードのことばかり考えている人のために。

自分で自分の基準点を設定する

これは突き詰めると、自分なりの基準点を設定しましょう、という話で

食事・運動・睡眠は、言うまでもなく...

立場が近い人をロールモデルにするのは、割とすぐに「自分は同じ振るまいができているか?」というのを振り返られるから、というのもあるし、かつそれが「複数」必要なのは過度に比較し過ぎて”逃げ場”が無くならないように。

10年後に振り返るより、1年くらいの間に振り返って「同じことができているかな?」と比較できるといいし、世の中完全な人は居ないし、どんなに凄い人でも自分が完コピする必要もないし。

関心があることを常時持つのは、それが「関心が持てなくなったときに立ち止まれるから」...「あんなに熱心にやってたことに、集中できなくなった」というのは分かりやすい黄色信号だからねって。

ほかにももっといっぱい言いたくなるけど、そんなにたくさん一度に言っても覚えられないので、まずはこの3つだけ

自分では自分を計れない

対象に近づき過ぎると、俯瞰的にものごとが見れなくなってしまう、詳しいという自負が目を曇らせてしまう...

自分が分かる範囲で理解しているだけで、本当に必要な見方ができていない、分かるべきことが分かっていない、ということが有るよなー、でもそんなに簡単には変えられないよなー、分からないよなーということなので、色々な価値観や経験の人の話を聞くのが大事なんじゃないかなと思った

『改訂新版 良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門 ―保守しやすい 成長し続けるコードの書き方』で学ぶコードの”価値観”

本書の冒頭に悪いコードの例として「連番命名」という、メソッド名を単なる連番で命名する手法が出てくる。メソッドの目的や振る舞いと関係なく、単に「method001method002method003...」と連番で名前を付ける手法のことを指す。

環境上の制約でこのような命名をしている場所でも、意外と中に居る人たちは環境に最適化され会話は案外成立しているものだったりする。

それに「命名の妥当性」で設計内容がレビュアーや、発注者からリジェクトされるリスクを負うより、単なる連番にしてしまう方が合理的な場合もあるのだろう。


ミノ駆動さん(仙場大也さん)著の『良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門』が早くも改訂され『改訂新版 良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門 ―保守しやすい 成長し続けるコードの書き方』として出版されたので早速注文し、お正月のまとまった時間の間に読み終わった。

設計に関する本なので、わずか数年のうちに設計パラダイムの大きな変化や、特定言語機能やライブラリの大きな変化が有った訳ではなく、説明の仕方や、特に注力して説明する内容が変わった点が改版の中心となっている。この辺りは筆者自らの解説記事に詳しい。

gihyo.jp


一通り読んだ感想として、個人的にこの本で一番気に入ってるのは、第11章「名前設計 ー あるべき構造を見破る名前」で、「どうすれば良い名前になるのか」「こんな名前の付け方になっていると危ない」という事例が数多く収録されている。

正しいコードであるために適切な名前をつけよう...これは非常に大事な考え方の一方で、既存のコードベースがそれなりの規模で存在すると必ずしも「正しいからとってできるわけではない」状況に遭遇することもある。

冒頭に出てきた「連番命名」が適用されているプロジェクトだって、中の人はずっとその状況を変えたいのかもしれない...だけど、変えるよりも現状のまま維持した方が、(その場における)生産性はそれなりにキープできる、ということが判断されているのかもしれない。

だからこそ「何が良いコードなのか」ということを理解しておいて、それとの差異を把握することが大事なんだと思う。人は、「現状を正しい」と思いたい正常性バイアスに囚われているものだけど、それを打ち破るには違う価値観を学習するしかない。

いきなり全部は変えられないし、命名規則を変えたからといって突然明日からの生産性が上がる訳でもない。

でも知っておくことで、それを選択すべきときに「選べる」というのは大きな違いだったりする。

そういう知見がたくさん詰まっているので、全部一気に読み込む必要はないし、全部を頭から信じる必要もないし、全部を教条的に明日から適用する必要もないけど、自分のデッキの中のカードを増やすつもりで読むといいな、と思います。

で、という話は、この本の中にも出てくる...第16章の「理想系を知ってはじめて課題を知覚できる」を参照のこと


あと、一方で「悪いコード」ちょっと言葉が強いので誤解を生みやすいかな、とも思った。

実際には分かりやすく「悪い人」が居て、意図的に生産性の低いコードを入れていくわけではなく(そりゃ業務妨害だ...)、さまざまな制約の積み重ねを途中で補正しないまま放置されることで結果的に「後世の人にとって都合の悪いコード」ができあがってしまうわけで、「罪を憎んで人を憎まず」という言葉がありますが、「悪いコードを憎んで人を憎まず」という姿勢が大事だよな、とも思いました。

(なので、皆さん、あまり職場や、OSSコミュニティなど、他者との対話において「これは悪いコードだ!」という言い方はやらないようにしましょうね...無用な軋轢を生んでしまう時があります)


というわけで、改訂版も代わらずお勧めの1冊なので、皆さん買いましょう、読みましょう

そしてレビューのときに「この本に書かれている、こんなやり方もあるよー考えてみてねー」とさらっと言ってあげましょう!


命名は大事だよなー、と思いながらポストしたら、思いの外反響が有ったので、リンクを張っておきます。引用とか、リプライでの意見も興味深いですね。

2024/7/13 大吉祥寺.pm開催の記録/気持ち/今後に向けて

https://github.com/akiko-pusu/kichijoji-pm-logo/blob/master/kichijoji-pm-logo-10th-preview.png?raw=true

今年2024年最大の活動成果と言えば、長年続けてきた吉祥寺.pmの拡大版「大吉祥寺.pm」を7月13日に開催できたこと以外に考えられないです

kichijojipm.connpass.com

最初に結論

  • とにかく色々な人に支えられて最高のイベントができた
  • 開催場所、日程しか分からない段階で200人以上の人が参加に申し込んでくれた謎の熱量に圧倒された
  • 特に「いろいろな言語界隈がクロスしたのが良かった」と感想を随所で言ってもらったのは嬉しかった
  • 結果的に自分のコミュニティ人脈、イベント運営ノウハウの総決算と言えるイベントになった
  • 吉祥寺.pmは2025年も続きます

準備は足掛け半年、当日は前夜祭から始まり本編、懇親会、二次会と駆け抜けて余り記憶が無いのですが、とにかく事故もなく、無事に全部終わってなによりでした

あとは、各要素についての振り返り

企画の立ち上げ

  • 2023年末の吉祥寺.pm35のオープニング直前にふと思い付いてスライドに入れた
  • しかし、12月〜2月まで会場のアテが無く、開催できるか分からなかった
  • 2月に突然埋まっていたはずの日程(7月13日(土))が終日空いていることを発見する

    その時の興奮を示すポスト

コアスタッフ&当日スタッフ&カメラマン集結

これまで吉祥寺.pmは、運営である「自分一人ができる範囲でやる」をコンセプトに開催されてきた

しかし、ホール開催ではどんなに頑張っても一人では回らない...

そこで企画の推進にあたっては、コアスタッフを募集しました

まずここでイベント運営に長けた方々が次々に協力を申し出て頂きました

kichijojipm.hatenablog.com

企画が独りよがりにならず、ちゃんと進められたのはコアスタッフの数々のアイディアと意見のおかでした

また、当日の運営に向けて「当日運営スタッフ」「カメラマン」も協力の申し出があり、十分な運営人数で当日を進めることができました

正直、「自分が企画するイベントにここまでの熱量をもって協力を申し出てくる人がこんなに集まった」という事実だけで大吉祥寺.pmを企画した意味は既に8割くらい回収されていますね

本当にコミュニティの方々には感謝しかないし、この恩は最高のイベントを無事に完遂する、という形で一つ返したものの、まだまだ返し切れないな、と思っています

ノベルティ、ポスターなど

ノベルティ、ポスターなどの制作物については、既にまとめブログが有りますので、そちらをご覧ください

blog.magnolia.tech

スポンサー

スポンサーとして、JPA(一般社団法人Japan Perl Association)と、パーティハード株式会社の2社にご協力いただきました

名札やポスターの製作費、録画班の派遣(の経費)、懇親会における登壇者、スタッフの費用を賄うことができました

どちらも早々にスポンサーを申し出ていただき、特にこちらからのスポンサー募集をしなくても集まったのは、これまでの活動の積み重ねがちょっとずつ浸透していった結果だなと思っています

また、すえなみさんには、すえなみチャンス賞としてスポンサー協力をお願いしました

実は内心、これは内輪受けになってしまうかな?と心配したのですが無事に盛り上がってなによりですし、みんなに「すえなみチャンスは実在した!」と思ってもらえたのが大吉祥寺.pmの成果だったのではないでしょうか

カンパ

ホールと控室の和室を終日借りると、個人がノリで支出するには(払えない訳でもないが)若干躊躇する額がかかります

この分は、吉祥寺.pmのこれまでの慣習に則り、参加者の皆様にカンパをお願いしました

まぁ、最悪足りなくてもこれだけ自分が楽しんでいるのだから、趣味の費用として整理するかーと覚悟はしていましたが、無事に会場費を賄う費用が集まりました

途中、全額賄うにはもう一踏ん張り、みたいな場面で颯爽と941さんが登場し、みんなにカンパ依頼を呼びかけて下さったことで、ガっと盛り上がり、無事に会場費を賄う分だけのカンパが集まりました

前夜祭、懇親会、非公式二次会、リジェクトコン

関連イベントもたくさん開催されました

kichijojipm.connpass.com

kichijojipm.connpass.com

connpass.com

shirayanagiryuji.connpass.com

前夜祭、本当に公開できないトーク満載で最高でした

懇親会、100人規模で居酒屋を貸し切ると、なんだかもう分からない感じで面白いですね、お店のどこに行ってもイベント参加者が居て、「どうでした?」って声かけられるのは貴重な体験でしたね

あと、非公式二次会「きちぴーナイトパーティ」では人生初の人前でのDJを披露することになり、長年買い溜めてきたアナログの名盤の数々が日の目をみることになりました

「きちぴーナイトパーティ」誕生の瞬間

リジェクトコン、大吉祥寺.pmはまだまだ終わらないぞ!という気持ちになりましたし、振り返るのに丁度よい日程感でした

動画公開

せっかくの機会なので、長く残るようにJPAのご協力で、動画撮影を行っていただきました

kichijojipm.hatenablog.com

その辺りの話はこちらのポッドキャストで聴けます

listen.style

参加感想ブログなど

「大吉祥寺.pm」をキーワードに検索するとたくさん出てくるので、読んでいただくと当日の雰囲気が分かると思います

www.google.com

開催直後に参加し、感想を言い合ったポッドキャストはこちら

listen.style


おわりに

この10年で「吉祥寺.pm」というイベントがそれなりに定着して、けっこうな確率で「知ってますよ」とか、「ぜひ参加したいですね」と言ってもらえるようになり、自分が自己紹介するときの名刺代わりに機能するようになりました

決して登壇やOSS、サービス開発などのアウトプット量がある訳でもないし、特別コミュニケーション能力が高い訳でもない自分がこれだけたくさんの方々と交流ができているのは、ずっとイベントを続けてきたおかげですし、参加して下さった方々のおかげです

感謝しかありません

引き続き自分でもイベントを続けていきますし、可能な限り色々な方のイベント運営を手伝っていきたいと思っています

2025年も吉祥寺.pmは続きます(直近では2025年1月31日に開催されます)

また「大吉祥寺.pm」ほどの規模でできるかは分かりませんが、大なり小なり、オンラインや、オフラインでイベントが続いていき、その結果で少しでも誰かの出会いや、発見に繋がっていけば幸いです

2024年の振り返り

2024年は色々なテックイベントに参加して本当に「人の縁」を感じた1年でした

特に「大吉祥寺.pm」は、単純に「10年続けてきて本当に良かった!!」と思えるイベントが実現できました

また、それをきっかけにたくさんのポッドキャスト出演にも繋がっていきました


3/15 Ya8 2024 - ヤパチー 令和六年最新版(仮)

令和の奇祭!あのヤパチーが帰ってきた!と言いたいところだけど、意外と参加するのは初めてだったので、「なるほど、これがヤパチーなのか」と初心者感丸出しで楽しく過ごしていました

hachiojipm.connpass.com

blog.magnolia.tech

次回がいつ開催されるかは分かりませんが、またこんな「自律した」イベントに参加したいです

3/24 Object-Oriented Conference 2024

4年ぶりに開催されたObject-Oriented Conference、これは参加するしかない!と思って行ってきました

ooc.connpass.com

おなじみの方々から、実際に会うのは初めての方まで、会場にあらゆる知り合いが居て、「なるほどやはりリアルな場に行くのは大事だな」と感じました

blog.magnolia.tech

ただ、当時の感想ブログが、ただのサイン会に行っただけでは?みたいな結果になったのはちょっとどうかと思いますね

4/13 PHPカンファレンス小田原

「地方カンファレンス」に参加したいんだー、「道端で参加者と偶然遭遇しました」ってやつが言いたいんやー、ということで初めて参加したPHPのイベント

phpcon-odawara.jp

この時点ではまだ「初めまして」だったり、「一度会話したことがある」くらいの方々とその後どんどんお付き合いが深まり、その集大成が「ぺぱ合戦」に繋がっていきました

ある意味今年1年の方向性を決定づける重要イベントだったと思います

ここでの縁が、のちのイベントとかポッドキャスト出演とかに繋がる結果になったので、未来のことは本当に分からないですね

当然、発表内容もどれも素晴らしく、「カンファレンスはかくありたい」という自分の中の基準ができた気がします

blog.magnolia.tech

梅丸の登場は、「ついにテックカンファレンスにゆるきゃらまで登場か!」と謎の感動が沸いていました

4/15 エンジニア基礎 - 話題の新卒向け研修実演

なんていうか、もう勝てない相手というのは年齢とか、経験した年数とか関係なく勝てないな、と思った発表です

speakerdeck.com

オンラインイベントも楽しく視聴していました

forkwell.connpass.com

5/12 第十回技術書同人誌博覧会

言語の壁とか関係なく、一番いろいろな人に一度に会える場所といえば技術同人誌イベントではないか?と分かったので、行ってきました

gishohaku.connpass.com

5/28 『データモデリングドメインを駆動する』読書感想会

個人的に今年の技術書ナンバーワンが『データモデリングドメインを駆動する』だったのですが、あまりに良過ぎて、「著者に直接感想を言うイベント」というのを開催しました

kichijojipm.connpass.com

著者の杉本さんとは4年ほど前に一度偶然お会いする機会が有ったのですが、それ以来なかなか接点がなく(SNSではやり取りしていましたが)、久しぶりにお話ができて良かった、俺得イベントでした

ただ、自分が著者に感想を言いたい、ただそれだけのイベントなのに、connpassの登録数だけでも300人を突破したのはちょっと驚きました (たぶん当日も200人を超える方が参加されてたはず...記録を取ってなかった...)

オフライン開催ではこの規模にはならないし、平日の夜に気軽に聞ける(ラジオの生放送みたいなノリで)ことで広がることも有るので、オフラインイベントが復活してもオンラインイベントはなくならないな、と感じたイベントでした

6/14 設計ナイト2024

kichijojipm.connpass.com

ちょうど一ヶ月後に「大吉祥寺.pm」を控えているのにノリで開催を決めてしまった2年ぶりの「設計ナイト」

当日の発表の数々はとにかく「濃!」の一言でした

話の密度が濃過ぎて、「これが一つのイベントとして成立するってどういうこと?なんで集まるの?」と色々な方から感想を頂きました

また、CARTA HOLDINGS様に会場をご提供いただき、最高の環境で開催することができました

やって本当に良かった、次回は2026年にお会いしましょう

7/13 大吉祥寺.pm

kichijojipm.connpass.com

10年続けてきた吉祥寺.pmの集大成、「大吉祥寺.pm」を開催しました

これに関しては別エントリで詳しく振り返りたいと思います

前夜祭の「生存者バイアスナイト」「本編」「(100人規模の)懇親会」「きちぴーナイトパーティー」と丸二日間を駆け抜けて、どれも無事に開催できたのはひとえに運営協力してくれた方々、登壇者、参加者の皆様のおかげでした

9/6 Scalaわいわい勉強会 #3【東京】

好きな言語のひとつにScalaがあるのですが、近年そこまで盛り上がっているか?注目されているか?と、関数型の盛り上がりほどは...という気持ちもあり、ちょっと寂しいのですが、そんな寂しい状況の中でも定期的に開催されている唯一のScala勉強会

【オフライン】Scalaわいわい勉強会 #3【東京】 - connpass

全然事前に知らなかったネタばかりだったので、「知らないを知りに行く」という勉強会の原点に返る気分でした

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その後も定期的に開催されているので、次回は行きます!!

10/5 YAPC::Hakodate 2024

やはりPerl Mongerの一人として、イベント参加の原点はYAPC!

なんと今年は年2回開催!

もういよいよ行くしかない!と思い、当日スタッフという立場で参加してきました!

yapcjapan.org

前夜祭、本編、懇親会、その後の二次会ともう語り尽くせないほどの出会いと、思い出の数々

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なんというか、ようやく「カンファレンス、その場所」に帰ってきた感じがしました

来年は福岡開催ということで、どんなことが有っても必ず行きます!!!!!

10/26 秋の旬なアーキテクチャLT会

it-bosatsu-moro.connpass.com

今年イベント運営ネタ以外の唯一の技術登壇はこれでした

speakerdeck.com

時間オーバーしてしまったのがちょっと残念でしたが、会場の反応がそれなりに良かったのが嬉しかった

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10/29 わたし史上、最高のチューニング

謎のコスメ感溢れるサイトデザインながら、内容は非常に硬派なチューニングトーク

hack-at-delta.connpass.com

個人的には、久しぶりにmizchiさんとお会いできたのが良かった

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そして、渋谷の居酒屋で開催されるテック勉強会の二次会に終電近くまで滞在する、というあこがれのシチュエーションを今ごろ経験できたのも良かった

11/9 ◯沼袋.night

大吉祥寺.pmの非公式リジェクトコン「◯沼袋.night」を開催していただきました

shirayanagiryuji.connpass.com

当日は、大吉祥寺.pmの振り返りをやりました

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また飛び入りオンラインLTも有ったりして、「インターネット感!」を感じることができたのも良かった

ライブハウスでのテックイベント、けっこうアリだなと思いました

11/22 morisnite vol.5

過去に開催されたときは、インターネット上で流れてくる様子を見て「いいなー」と思って終わりだったmorisniteについに参加!

connpass.com

「インターネット」がここに有りました感が最高でした

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おなじみの方もいらっしゃれば、これまでオンライン上での交流しか無かった方と初めまして!ができたし、本当に初めまして!の方ともご一緒できた

ここで初めて「やんちゃクラブ」の存在を知りましたが、凄いな!マジで!!毎日!!!本当に!!!!???

www.youtube.com

11/30 紅白ぺぱ合戦

connpass.com

蓋を開けてみればあんな素敵なイベントがかつて有っただろうか、という感想しかない、最高のイベントでした

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ただ、テック関係ではない、学生時代のご友人二人は果たしてあのイベントをどう思いながら見ていたのだろうか、とそこが一番の興味かもしれない

ポッドキャスト出演

今年はたくさんのポッドキャストに出演させていただきました

tsunagi.me

listen.style

oss4.fun

listen.style

最初の一歩を踏み出すと意外と、どんどん出ても大丈夫なものですね

ただ話題の幅がまだまだ狭いので、もっと色々な話題に対応できるように普段からネタ帳を用意しておきます

またぜひ呼んでほしいですし、出演したことのないポッドキャストにもぜひお呼ばれしたいです


というわけで色々なイベントに参加した1年でした、たぶんこんな密度でイベント参加したのはコミュニティに関わるようになって以来初めてです

特にPHP Conference 小田原を皮切りにPHPerの方々とたくさんの交流ができたのは、盛り上がっているPHPerコミュニティの熱量を直接実感することができて自分のイベント参加・企画のモチベーション向上に繋がっていきました

やっぱり熱量のある人たちと一緒に行動するのは良い刺激になりますね

一方で、「ポッドキャスト出演」という新しい経験もすることができました

登壇は一つしかできませんでしたが、来年はプロポーザルを出したり、もっと積極的に発表できるように頑張っていきます

上記以外にも個人的な飲み会や、クローズドな勉強会、1on1など、色々な方々と交流をもつことができ、刺激的な1年でした

来年も引き続き宜しくお願いします

よいお年を!!

iPhone SE 3rdを買った

4年くらい使ってたiPhone SE 2ndが性能的にもバッテリ的にも限界になってきてさすがに買い替えるかーと思って色々と探していたけど、結局安く売られてたiPhone SE 3rdの中古を購入

色も容量も同じだったので、使い勝手は全然変わらないけど、電波が5G対応になったのが大きな違い

移行はさくっとできたけど、AuthenticatorのAWSアカウントの移行をちゃんとやっておくのを忘れそうになったので、慌てて再設定

それにしてもせいぜい決済端末+音楽/ポッドキャストプレイヤー+X.com用端末として使わないと、ほんとにどの機種でもいいかなーって気持ちになってくるね

2024年買ったもの(技術書)

振り返ってみると2023年ほど読んでいない気もするし、十分読んでいるな、という気もするし、という振り返り

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データモデリングドメインを駆動する ――分散/疎結合な基幹系システムに向けて

これはもう今年出版された中ではナンバーワン、唯一無二の最高な1冊

これまであまり語られてこなかった「基幹システム」なるものとは何か?ということを現代における設計方法論を中心に語りきった1冊

エンタープライズシステムに携わる人であれば絶対に読んでおいて損の無い本です

向こう10年は役に立ち続けること間違いありません

感想は以下のブログエントリに書いています

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著者の杉本啓さんをお招きして、ご本人に読書感想文を聴かせる、というイベントを開いたくらいには読み込んでいました

kichijojipm.connpass.com

WEB+DB PRESS総集編[Vol.1~136]

残念ながら休刊となってしまったWEB+DB Pressの総集編、全部の記事が読めます

既に休刊から1年以上経ってしまったとはいえ、長年の歴史の積み重ねから得られる知見は相当なものがあり、「これに関するまとまった情報あるかな?」と調べてみるとちゃんと記事が用意されているので、ぜひ1冊は手元に置いておきましょう!!

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SSL/TLS実践入門 ──Webの安全性を支える暗号化技術の設計思想

こういう技術基礎はしっかり理解しておかないといけないなーと思って購入

しかし、なかなか歯ごたえが有る...というか、難しい本です

ゆっくり何度も読むしかないですね...

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Rustの練習帳

さすがに基本的なRustの構文くらい理解しておかないとマズイか...と思って手を動かすために買いました

ちょっとコマンドラインに拘りすぎ...というか、そんなに全部を解く必要もないと思いましたが、基本を理解するために必要な要素は詰まっていると思いました

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ドメイン駆動設計をはじめよう ―ソフトウェアの実装と事業戦略を結びつける実践技法

去年から今年にかけての設計関連本の充実度はマジでヤバい...というか読み切れないほどの点数が出版されましたけど、これもマストバイな1冊

まずは第Ⅰ部をしっかり読み込もう!!

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アーキテクトの教科書 価値を生むソフトウェアのアーキテクチャ構築

今年、いったい何回、米久保 剛さんとお会いしただろうか...ひたすら設計関連のイベントで会い続けた気がする...大吉祥寺.pmでも登壇してもらったし

というわけで、ある種の戦友ではないか?という気すらしてくる米久保 剛さんのアーキテクト本、「基本」って感じなのでみんな読んでくれ!

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12月に買ったものを追加忘れてたので、追加です

めもりーちゃんのPHPでプログラミング入門

相変わらずの、監修している人と、表紙を書いている人が同じ?...妙だな...という感想が先に来る1冊です!

クリスマスプレゼントに、将来のエンジニアの子たちに贈ってあげよう!

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はじめてのPHP エンジニア入門編

ほんとに厚さと、扱っている内容のバランスが絶妙なので、各言語編をつくってほしい

誰かRust編を頼む!

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2024年はちょっとイベント運営に時間を使い過ぎたのか、本を読んだり、コードを書いたりする時間が十分に取れていないのでは?という反省もあるので、来年はもうちょっとコードを書いていこうと思った