自分でカンファレンスを運営しているし、コアスタッフもいくつかやっているので、プロポーザルをたくさん、かつじっくり読む機会がそれなりに有る。
そんなプロポーザルを読む機会が多い側として、プロポーザルを読む「視点」をまとめてみた。
まずは募集要項をしっかり読み込む
どのカンファレンスでもプロポーザルの募集要項がしっかり準備されているので、まずはそれをじっくり読むところから始まる。
応募の期間
当り前だけど、プロポーザルには募集期間が有る。期限を過ぎると応募できないとか、応募しても無効になるとかあるので、余裕をもって準備をしよう。
よくあるのが「あ、もう締切を過ぎていた!」というパターンが有るので、CFP(Call for Proposal)が公開されたらまずは締切を確認しよう!
最近ではプロポーザルの締切を一覧化してくれるサービスも有って、助かる。
プロポーザルの文字数
以前は、400文字程度が多かったプロポーザルの概要の文字数、最近は長くなる傾向があって、1000文字前後のパターンが多い。
プロポーザルに書いてほしいこと
イベントによっては予めテンプレート化されて書いて欲しい項目、観点が整理されている場合も有るので、プロポーザルの記載内容としてどんなことが期待されているか、しっかり把握してから書くようにしよう。
採択の基準
これも記載はカンファレンスによってバラバラだけど、しっかり読んでおきましょう。
例えば自分が主催しているカンファレンスだと、「必ず1つはカンファレンス初登壇を採用する」「トークとLTにそれぞれ応募した場合、トークが採択されるとLTは採択されない」といった採択基準を公開している(もちろん採択に関する基準を一切公開しないカンファレンスもある)。
その他注意事項
動画・写真の撮影・公開可否など、当日に向けた注意事項がかかれています。必ず読んでおきましょう!
登壇時間と、登壇内容のバランス
以前の勉強会で発表した資料がこちら。
時間によって喋れる内容の量は当然変わってくるので、「これ、LTへの応募だけど、明らかに5分に収まるわけないんじゃ?」というのとか、逆に「30分への応募だけど、明らかに埋まるコンテンツ量になってないな」という、”バランスの悪さ”は採択に大きく影響します(つまり、採択されない)。
イベントのテーマに合っているか
言うまでもなく、「イベントのテーマに合致していること」は重要なチェック観点です。このイベントでなくてもいいんじゃない?と思われると当然採択されません。
で、結局聞いた人は何が持ち帰れるのか
最後はこれが一番重要で、カンファレンスは時間を使って話を聞きに来る場なので、登壇者が一方的に喋って終わりではありません。いかにその発表を聞いた人が持ち帰るモノが有るかが大事です。
自分の経験値だけを語ろうとするとなかなか持ち帰るポイントが無くなってしまうので、聞いた人はどんなことが得られるか?は必ず分かるようにしましょう。
プロポーザル内容を見てもらう
もちろんAIとの壁打ちでプロポーザルの内容をチェックするのも有効だけど、できれば周りの人に「これは聞きたいか?」「これを聞きたいと思う人は多いと思うか?」という観点で意見をもらったり、プロポーザルの内容のレビューを受けた方が良い。
AIとの壁打ちは有効だけど、結局は「人」が聞きたいと思ったトークが採択されるので(いつの日か、恣意性を排除するために全部AIが採択を決めるイベントも出てくるかもしれないけどね)。
プロポーザルを書かない!
と、ここまで書いたけど、プロポーザルを書きたくないけど登壇したい!という人も居ると思います。そんな人は自分で勉強会やカンファレンスを企画して主催してしまいましょう。昨年、自分もプロポーザルが通らなかったので、自分でリジェクトコンを企画して、そこでしゃべりました。自分が喋りたいイベントは自分で作る!これも一つの方法論です。
おわりに
プロポーザルを書く時間、人によって千差万別だけど、それでもそれなりの時間をかけるのは間違いないので、せっかく書くなら読んでもらえるプロポーザルを書いて採択に近づきたいですよね!























