Magnolia Tech

いつもコードのことばかり考えている人のために。

誰かの行動のきっかけを作る、ということ

横浜北部ソフトウェアエンジニアの集いアドベントカレンダー14日目のエントリです。

adventar.org

今年の9月6日に「大吉祥寺.pm 2025」というイベントを開催しました。

当日は運営や登壇者も合わせると、約300人の方々が吉祥寺に集まり、非常に楽しい時間を過ごすことができました。

kichijojipm.connpass.com

おかげさまで、そのエネルギーは当日だけに留まることなく、Yokohama North Meetupという形式のイベントが毎月開催されるようになる、という波及効果を生み出しました。

そして、この横浜北部ソフトウェアエンジニアの集いアドベントカレンダーにも繋がる訳で、イベント主催者としては嬉しいこと、この上ありません。


先日、「YAPC::Fukuoka 非公式リジェクトコン 2025」というイベントを運営しました。

smarthr.connpass.com

YAPC::Fukuoka 2025に自分のLTが採択されなかった、という理由もあるのですが、やはり大きなイベントが一つ終わってしまうと何だかちょっと寂しい...イベント自体が楽しければ楽しいほど、その後の余韻にもう少し浸りたい、そんな気持ちからイベント開催に向けて関係する方々と調整をつけて、YAPC::Fukuoka 2025の開催期間中にイベントを公開することができました。


テックイベントには不思議な力が働くことが有って、そのイベントに参加したことや、開催されたこと自体をきっかけに、誰かの次の行動に繋がっていくことがあります。

ま、というか、きっとそういう「次の行動」が無ければ、テックイベント自体続く訳も無いわけで。

吉祥寺.pmも、YAPC::asiaが無ければ生まれなかったイベントなので、吉祥寺.pm自体が、次の誰かの行動のきっかけになった、ということ自体がとても嬉しいのです。

その「嬉しいぞ!」という一言が書きたくて、このエントリを書きました。


自分自身、横浜北部に住んでいる訳でも無いですし、タイミングが合わず(というか、参加登録が間に合わず)、Yokohama North Meetup自体には参加できていませんが、吉祥寺.pmのご近所イベントとして、ずっと応援していきたいと思っていますし、来年は絶対に参加するぞ!という気持ちで居ますので、待ってて下さい!!

今年の勉強会・カンファレンス運営の振り返り

今年1年のイベント運営、スタッフ参加を振り返ってみました

10 + 1 LT初め会

主催

kichijojipm.connpass.com

いきなり年始のお正月休みも明けないうちからのイベントです

正月休みも長くなるとちょっと飽きてくるので、オンラインでさくっと過去10年を振り返り、これからの1年の抱負を語ってみよう!という趣旨でした

吉祥寺.pm37

主催

kichijojipm.connpass.com

レギュラー開催の吉祥寺.pmでも気軽に武蔵野公会堂のホールを借りているのがヤバいですね

100人を超える参加者が、平日夜の吉祥寺に集まっていて良かったです

きのこカンファレンス 2025

コアスタッフ

kinoko.connpass.com

イベントの趣旨が「40歳以上のみの人が登壇できる」という、今までにないコンセプト

当日の様子はYouTubeで見返すことができます

www.youtube.com

吉祥寺.pm38

主催

kichijojipm.connpass.com

コロナをきっかけに始めたオンライン開催ですが、日本全国だけじゃなくて海外からの参加者もいらっしゃるのでずっと継続しています

マネジメントする人される人ナイト

主催

kichijojipm.connpass.com

マネジメントする人は、かつてはマネジメントされる人だったけど、いつのまにかその頃の気持ちを忘れちゃうんだよね、と思って企画したイベント

社会人3年目くらいの方の凄い発表が連発で、企画の意図通りだったけど、想像以上の出来栄えだったので、うかうかしていられない!とちょっと焦った

またやりたい

人とAIの豊かな関係を語ろう!【共創AIミートアップ vol.1】

運営スタッフ

co-creation-ai.connpass.com

生成AIの爆発的な普及で、色々な方々の接し方のスタンス、みたいなものが知りたいな、と思ったのと完全にエンジニアオンリーの登壇ではなかった点が面白かった

設計ナイト

主催

kichijojipm.connpass.com

なんとなく2年に1回のペースで開催している「設計ナイト」、今年は「会場が取れてしまった」ので、去年に引き続きの開催

金曜日の夜なのに、180人近い参加者が集まって、さぁ大変(別に事故とかは無いです)

とにかく発表が濃過ぎて、こんな豪華な発表が2時間で聞けるなんて!と、主催ながら感動

2026年もたぶんやります(規模はこんなに大きくやらないと思うけど)

関数型まつり2025

運営スタッフ

fortee.jp

Scala Matsuriに定期的に参加していたので、その発展版の関数型まつりにはスタッフとして参加

最近の他の技術カンファレンスと違って、まったくライト感の無い、重厚感溢れる内容だったのが良かった

理解がまったく追いつかないトークも多く、そんなテーマに触れられる点が良かった

大吉祥寺.pm 2025

主催

kichijojipm.connpass.com

去年1回限りのつもりだったけど、去年が楽し過ぎたので、結局今年も開催してしまった

本当に全てが良かった(良かった)

2026年の開催は未定だけど、開催場所が有ればやりたいですね

Hono Conference 2025

運営スタッフ

honoconf.dev

Hono自体は、サンプルコードを動かしたくらいしか経験も無かったけど、直接知っている人が作ったWAFがこんなに世界中で使われていることが凄いな、と思って運営に参加

普段の自分の繋がりとは違うコミュニティだったのも新鮮だった

Terminal Night #1

主催

kichijojipm.connpass.com

現代のターミナル環境って、本当にその人の個性が出るパーソナルな道具で、そこにどんな工夫がされているかで、その人の価値観が分かるよな、と思って開催

でもテーマが幅広過ぎて、全然時間が足りなかったので、またやりたい

YAPC::Fukuoka 非公式リジェクトコン 2025

主催

https://smarthr.connpass.com/event/376033/smarthr.connpass.com

単純にプロポーザルを書いたLTが採択されなかったので、喋りたい!と思って開催

まだ募集中なので、ぜひ参加してね!


というわけで今年1年、計13のイベント運営をやりました

吉祥寺.pm以外のイベントの主催はどれも「聞いてみたいテーマが見つかったから」という理由で開催しました

運営スタッフで参加したものは「人の縁」でした

勉強会・カンファレンススタッフを通じてたくさんの人と知り合うきっかけになりました

興味あるけど、どれに参加したらいいか分からない、という人はまずはスタッフから参加してしまう、というのも一つの方法です


そして来年は、「YAPC::Tokyo 2026のスタッフをやるぞー!」とJPAの方々にYAPC::Fukuokaの懇親会の会場で宣言したので、YAPC::Tokyo 2026に何か関わると思います

また、大吉祥寺.pm 2025のクロージングで宣言した通り、来年はホームの武蔵野公会堂が改装で使えなくなるので、「旅する吉祥寺.pm」をコンセプトに、いつも違った場所で開催したいと思っていますので、またどこかでお会いしましょう!

『ソフトウェア設計の結合バランス』を読んだ

『ソフトウェア設計の結合バランス』を読んだ

book.impress.co.jp

ちょっと読む人を選ぶ、というか、単にコードを書く上で、この本に書かれていることを全部思い返しながらやれ、と言われると過剰だと思うけど、方針決定や、レビュー時に迷った時にこの本に書かれているような発想をインプットに意思決定するといいかも。

この本は手順書でもなければルールブックでもないので、何かこの本に書かれているとおりにモジュール設計をすれば自然とバランスの良い設計になります、なんて話ではないので、その辺が期待値と違うとモヤモヤしながら読み進めることになるかな、と。

YAPC::Fukuoka 2025へ行ってきた

yapcjapan.org

今年もYAPC、Yet Another Perl Conferenceへ参加した。

今年は福岡開催なので、「YAPC::Fukuoka 2025」というイベント名になっている。

去年、「YAPC::Hakodate 2024」に参加した時の体験があまりに良かったので、やはり年に一回YAPCに参加することで得られる何かが有るなと思ってチケットを押さえた。


昨年のYAPC::Hakodate 2024ではスタッフとして参加していて、終日メインホールの運営を担当していた。そのため、特にトークの選択、という悩みもなく、ひたすらメインホールのトークを聞いて過ごしていたのだけど、今年は一般参加だったので、どのトークを聞くか?(または聞かないで交流に時間を使うか?)という「選べる悩み」が発生してしまった。

聞いたトークをざっと振り返ると、こんな感じ

speakerdeck.com

speakerdeck.com

speakerdeck.com

speakerdeck.com

speakerdeck.com

speakerdeck.com

www.clear-code.com

speakerdeck.com

speakerdeck.com

speakerdeck.com


そのトークの誕生のきっかけに貢献した、という経緯で聞いたものも有るし、単純に興味深い内容だったので聞いた、知り合いだから聞いた、キーノートだから全員聞くものだった、などなど、色々な理由で聞くトークを選択したのだけど、今回は本当に聞きたいトークがバッティングしまくりだったし、偶然聞いておきたいトークが良かった、という体験ももっとしてみたかった。

あと、今回は「踊り場」という企画が本当に良かった。あそこにはYAPCらしさの大事なことが詰まっていたと思う。


初めて参加したテックカンファレンスがYAPC::asiaだったこともあって、今でもYAPCだけは特別な思い入れが有る。YAPC::Tokyo 2019、YAPC::Hakodate 2024ではスタッフ参加もしたし、今や登壇している人やスポンサーブース、スタッフ、一般参加者に知人・友人もめちゃめちゃ多い。本当にホームと言える場所がYAPCだ。

参加すると、実家のような心地よさがある。

イベントの最後になるとみんな一番大きなホールに集まって、全員でノリの良いLTを聞いて、キーノートを聞いて、クロージングを聞いて締める...この流れが本当に好きで、毎回LTが始まる前の休憩時間で「あーこの雰囲気いいよなー」って思っている。

懇親会もいいし、その後の二次会(三次会)も最高だった。いい話ばかりをすることができた。

今年も新しい出会いも有ったし、お久しぶりの人も居た。

人の縁の広がりを感じる。

テック・カンファレンスに参加するのは、色々な意味がある。資料を見るだけならアップロードされたものを見ればいいけど、直接質問できる、みたいなところも含めて、そこに居るからこそできることがある。


思い出の写真、いくつか

リジェクトコンの開催

今回、ぜひLTをやりたいと思って、おそらく生まれて初めてまともにプロポーザルをちゃんと書いて応募したけど、残念ながら採択されなかったので、スポンサーの方々にご協力いただき、リジェクトコンを開催することにしました。

ぜひ参加登録してください、登壇してください(今日の時点で登壇が少ないので、ちょっと不安...)

さいごに

来年のYAPCは久しぶりに東京に帰ってきて、YAPC::Tokyo 2026となることが発表された。

ホールを出て、sotarokさんを見かけて、「あ!」と気付いた。

そうだ、大吉祥寺.pm 2026のベストスピーカー賞はJPAとの共同開催という立場を利用して(悪用して?)、「来年のYAPCで話せる権」だったことを急に思い出し、話しかけたら、「確かに!」となって、上記のポストに繋がっている。

なお、大吉祥寺.pm 2025の開催段階では次回のYAPCが開催されるのか、どこで開催されるのか、いつ開催されるのか一切決まってない状態だったので、こんなオチになるとは思わなかった。

おそらく規模も大きくなると思ったので、懇親会でコアスタッフに協力してと言われたので、即答で「なんでもやるよ」と答えておいた。

というわけで、また来年!

初めてのGo言語 第2版

ちょっとしたコマンドラインツールを書くのに今までGoで書いてなかったなーと思って、最近の情報にアップデートされたリファレンスが欲しくなったので、初めてのGo言語 第2版を買ってきた

表紙に「他言語プログラマーのためのイディオマティックGo実践ガイド」と書かれているものの、そこまで何か他言語との比較が書かれている訳ではなく(たまにさらっと言及される程度)、サードパーティ製モジュールも含めて網羅的なガイドになっている

割と章ごとに独立して読めるようになっているので、どちらかというと、一度なんらかの言語を習得している人であれば、分からないことが出てきたときに必要なところを読めばいい、ということを想定していると思われる

「初めての〜」と付ける割にはページ数もなかなか有るので、全部頭から読む、というよりは、実際のコードを見様見まねで書いた後に、「これって背景はどんな感じなんだろう?」と思いながら、読み進めていく方が良さそう

Fastly Yamagoya Nightへ参加した

kazuhoさん、miyagawaさんが喋っているところを生で見られる機会!ということでFastly Yamagoya Nightへ参加した

fastly-japan.connpass.com

イベント全体が赤を基調としたデザインになっていて、照明も含めて赤!

SFっぽい!

会場の写真は撮りわすれてしまった


都合により遅れて行ったので、ちょうどKazuhoさんの発表が終わるくらいのタイミング...全部聞きたかった!

「Fastly Compute をローカルで動かそう!〜最新の開発ツール事情〜」という発表が特に興味深く、やはりクラウド、エッジコンピューティングといってもローカルでの開発体験は重要だし、アジリティを出すためには敷居を低くしていかないといけないんだなーと思った

そして、miyagawaさんによる「How Fastly develops and operates HTTP Protocols at Edge」

オープンソース版のH2Oをどうやってプロダクション環境に適用させていくか?という話がいつも聞いているおなじみの声で説明されてて、感動してしまった

巨大トラフィックを扱う上では仕様よりも動く実装が求められる場面が有り、そのステップというか、苦労話が興味深かったなー


懇親会では、何人かの方々とお話ができて満足

こんな時に、ぐいぐいと話しかけられるくらいには成長した気がする

お土産にロゴマーク入りのどらやきをいただいて、帰宅!

「KAKEHASHI Tech Encounter #2 meetup」へ参加した

しばらくイベント運営にだいぶ時間を使っていたので、イベント参加の予定も特に立てていなかったのだけど、ふと何か参加するか、と思ったタイミングで開催告知を見つけて、前日に参加登録

先日のHono Conference 2025で、スポンサーをされててブースを出されてたのもきっかけの一つ

kakehashi-dev.connpass.com

まずは、けいたろさんによるカケハシのサービス「Musubi」の紹介、続いて社員の方々によるパネルディスカッション

サービスの紹介にしろ、社員のパネルディスカッションにしろ、自分たちの提供する価値に凄く意識的だし、何をやろうとしているのか、そのWillが明確で良かったなー

「薬歴」、という普段一般の人が見えない世界にこれだけの価値が有り、そこにたくさんの人が関わっている、ということが分かって興味深かったです

そして、オフィスで開催される小規模なイベント、というところも良かったですね

今後は毎月開催されるそうで、次回の開催も決まっています

kakehashi-dev.connpass.com


帰りはほかの参加者の方と、近くの中華料理屋へ

美味しかった!