2024年10月5日に公立はこだて未来大学で開催された「YAPC::Hakodate 2024」にスタッフ参加してきました。
「YAPC」がどんなイベントかと言えば、本来は「Yet Another Perl Conference」の略なので、Perlのイベント、ということになるのですが、長い年月を経てPerlだけに捕われない、自由なイベントになってきた、という歴史があります。ただ、今回は意識的にPerl成分が多かったので、もう1周回って「Perlを書いている人にも書いてない人にもとにかく楽しいイベント」という説明が(良い意味で)難しいイベントになっていました。
2019年に開催された「YAPC::Tokyo 2019」ではスタッフとして参加し、オープニングをしゃべったり、前夜祭LTの運営をやったりと、ガッツリ参加していましたが、コロナ禍に入ってからのオンライン開催は一般参加者としての参加、復活したオフライン開催は東京から遠方での開催ということもあり、録画を見る程度、という関わりでした。
今回は縁あって、「現地で聞きたい!!」という気持ちが高まり、最初は一般参加者として登録していましたが、コアスタッフからのお誘いも有って途中からスタッフ参加に切り替えました。
当日はバスの案内、TrackAの司会や、懇親会の案内などを担当していました。
初めて参加したYAPCは2012年に開催されたYAPC::asia 2012で、この時は一人で参加して誰とも会話せず一人で帰る、という完全ぼっち参加でした。
それから12年、いろいろなイベントに参加したり、自分でも吉祥寺.pmというイベントを開催してきて、たくさんの方々と知り合う機会が有り、今回は会場にたくさんの顔なじみが居たり、新しく知り合う人が居たりと、全然当時とは違う風景が広がっていました。
前夜祭
地方カンファレンスでは前泊の方が多く、前夜祭が盛り上がるのですが、今回のYAPC::Hakodate 2024前夜祭は「こんなにみんな集まるの!!参加者、みんな来てんじゃん!!」と驚くほどの人の集まりでした。
アンカンファレンス、リジェクトコン、座談会と盛り沢山の内容が有り、「本編じゃね?」と言えるくらいの充実度でした。
YAPC::Hakodate 2024前夜祭、とても前夜祭っぽい前夜祭だった(語彙)#yapcjapan
— magnoliak🍧 (@magnolia_k_) October 4, 2024
その後、函館駅に戻り、割と初めましての方の割合の多いグループに混ぜてもらってイカや海鮮を満喫したり、深夜のバーで「我々はこの先、どうなっちゃうんですかねー」という会話で盛り上がったり、結局最後はなぜか90年代テクノの話で締めてホテルへ戻り。
非公式イベント
当日朝は、まずは非公式イベントからスタート、おいしい海鮮丼を堪能させていただきました。
初めて行く土地だったので、みんなで揃って美味しいご飯が食べられたのは良い経験でした。一人で食べてもちょっと寂しいですからね。
トグルホールディングス++!!
イベント本編
はこだて未来大学、建物自体がFuture感がすごくて、圧倒されました。あの環境で勉強できる学生は幸せですね。
本編では主にTrack Aの司会をやっていました。
この辺は慣れたものなので、いつもの調子でやっていましたが、LTの盛り上がりがYAPCだな、と思ったのでLTのときだけテンションを更に上げていって盛り上がったのが良かったですね。
そして、最後にキーノート!
Moznion氏の歴史とメッセージに溢れた最高のトークでした。これを聞くために函館まで来た甲斐が有りました。
その後、懇親会や、スタッフ打ち上げなどが続き、イベント終了
テックカンファレンスの良さの全てがここに有りました。
スタッフ、スピーカー、参加者、スポンサー、皆さんのおかげで最高の経験ができました。
次回、YAPC::Fukuoka 2025でお会いしましょう!(最後に発表された)
はこだて未来大学、マジで景色が最高だった。芝生が気持ちよさそうだったなー。