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いつもコードのことばかり考えている人のために。

ルータ側の設定でDHCPでUbuntu Serverに配布されるIPアドレスを固定化する

前回のエントリでは、ルータ側のDHCPの設定でIPアドレスを固定化しようとしたけど、上手くいかなかったので、Netplanを使って固定化する方法を調べた。

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今使っているルータは、MACアドレス指定でDHCPで配布されるIPアドレスを固定化する仕組みを提供しているけど、Ubuntu ServerではDHCPを使ってIPアドレスを取得する際のキーがMACアドレスではなく、DUIDを使っていることがわかった。

IPアドレスを指定するためには、Netplanの設定で、dhcp-identifierという項目に、macと指定する必要があった。

結果的に、設定はこれだけになった。

network:
  ethernets:
    device_ethernet:
      dhcp4: yes
      dhcp-identifier: mac
      wakeonlan: true
  version: 2

ちなみに、IPv6IPアドレスはSLAACという仕組みで、ルータからプリフィクスが配布される設定にしているので、dhcp6を有効にする必要はない。

使っているルータのDHCPの配布指定が20エントリまでしか使えないのがちょっと心許ない。あと、全然説明が足りなさ過ぎて、困った。

自宅ネットワークでもルータ側でIPアドレスの配布は集中管理したいよね。