Magnolia Tech

いつもコードのことばかり考えている人のために。

macOS Sonomaのインストールメモ 2024/7時点

新しいマシンが来ると本格的に使い始める前に、2回くらいは再インストールしたり、工場出荷状態に戻したりして、セットアップ手順を確認するようにしている

その作業メモ

事前準備

  • インストール対象のデバイスとは別のAppleバイス(iPhoneか、iPadか、他のmacか)を1台用意しておく

    認証コードの表示など、Appleバイスの方が楽なので、とにかく一台はあった方が良い あらかじめ同じApple IDでログインしておくこと

  • Apple IDのパスワードを変更しておく

    Appleバイスのセットアップが上手くいかない理由の一つにApple IDのアカウントロックが挙げられる 以前はApple IDのサービスサイトからロック状態の確認や解除ができたが、今では状態の確認もロック解除もできなくなっているので、事前にAppleバイスからパスワード変更を行なっておくと安心

    support.apple.com

再インストールの準備

工場出荷状態へ戻すのはログアウト等色々と面倒くさいので、単に自分のPCを再インストールするだけなら再インストールを行なった方が良い

通常の再インストール方法

support.apple.com

工場出荷状態へ戻す方法

support.apple.com

初期設定

言語(Select Language)

最初の設定は「言語」選択

日本で販売されているmacなら「言語」と表示される

ここでは「English」を選ぶ(ただの個人の好みの問題)-> 表示が「Select Language」に変わる

Select Your Country or Region

「Japan」

Written and Spoken Languages

「Dictation」の設定を「Japanese(Japan)」のみにする

その他はデフォルトのまま

Accessibility

何も設定しない

Select Your Wi-Fi Network

利用するWi-Fiのアクセスポイントを選択し、パスワードを入力する

Data & Privacy

特に設定項目なし

Migration Assistant

この時点では特に設定しない

(必要なドキュメントはiCloudか、外付けSSDに保存する)

Sign In with Your Apple ID

用意したApple IDでサインインする

なるべくiCloudのアカウントと同一の方がおすすめ(別のものを利用することもできる)

Apple IDと、パスワードを入力すると認証コードを求められるので、同じApple IDでログインしているデバイスに表示される認証コードを入力する

Create a Computer Account

アカウントを作成する

Full NameがApple IDから同期されるが、Account nameも同じにするとパス名が長くなってしまうので、短いものに変える

Make This Your New Mac

いくつかのカスタマイズができるが、ここでは何も設定しない

Touch ID

画面の指示に従って、設定する

Card Details

Apple IDに紐づいているクレジットカードが連携される

(Card Verificationが表示されるが、特に完了しないまま先に進んでしまった...なぜ?)

各種設定

Local hostname

Local hostnameで設定されているマシン名が、ターミナルのコマンドプロンプトに表示されるマシン名になる。

この名前がデフォルトではApple IDのFullnameと機種名から生成されるため、デフォルトでは非常に長い文字列となる

  1. 「General」→「Sharing」→「Local hostname」
  2. Editボタンで変更
  3. 「mbp2023」などの短い名前にする

Trackpad

「Tap to click」をオンにする(なぜこれがデフォルトで有効になっていないのか不思議なくらいの必須設定)

Keyboard

US配列キーボードの場合、絶妙な位置にcaps lockキーが配置されていて全然役にたたないので、controlキーに置き換える

「shortcuts」->「Modifier」で「caps lock」キーを「control」キーに設定

homebrewのインストール

macOS必須のソフトウェア、homebrewのインストール

brew.sh

インストールの途中で、Xcode Command line toolsも自動的に一緒にインストールされる、便利

SDKMANのインストール

JVMや、Scala、sbtなどのインストール管理用に、SDKMANをインストール

sdkman.io

その他

細かいことを言えば、Musicや、Finderの表示設定も変更するが、見た目の話だけなので割愛

意外と、最近はデフォルト設定から変えることが少ないなーと思った