2021/8/6更新 Thunderbolt4ケーブルがリリースされてきたので、アップデートしました。
自分用の買い物メモ
USB Type-Cケーブルの選び方は難しい…あらゆる規格をサポートするけど、あらゆる規格を”同時に”サポートするわけではないので、主にケーブル長や用途などで上手く選ばないと、使えなかったり、無駄に高いケーブルを選ぶことになってしまう
そんなことを起こさないためのメモ
あれこれ迷わないための”全部入り”
などなどを考えると、長さが1.0m以下で、USB PD 5A(100W)対応と書かれているThunderbolt3ケーブルを選ぶと全部対応している。
長さは0.5mから0.8mまで微妙な長さの違いで選ぶことができる。
最近は価格もだいぶ安くなってきたけど、まだ少し高い(3000円以下)ので、ちゃんと用途に合わせて選ぶと選択肢は広がる。
最近さらにUSB4規格に対応した色々な規格をサポートしたケーブルが出てきたけど、まだ値段が高い。
長め(>1.0m)、もしくは超短い(0.1m、0.3m)、給電用のtype-Cケーブルを買う場合
使っているUSB PD充電器の仕様を確認し、3Aを越える電流に対応しているか確認する。
3Aを超えない場合、USB 2.0規格かつ、USB PD対応で60Wとか、3Aまでと書かれているケーブルを探す。
2020/12/12 修正 すでに販売終了している製品へのリンクだったので修正
USB2.0かつ、3Aまでだと規格上、eMarkerチップが不要なため価格も安いし、製品の選択肢も多い。
ただし、念のためにUSB PDサポートと書かれているものを選んだ方が良い(規格上、非対応、ということはないけど、念のため)。
- 3Aを越える場合は、USB 2.0規格かつ、USB PD対応で100Wとか、5Aまでと書かれているケーブルを探す。
eMarkerチップの分、多少高いけど、そこまで価格差は大きくないので、将来的に消費電力が大きい機器を買う可能性が有るなら5A対応を買った方がいいかも。
長いケーブルは巻いて収納することを考慮してケーブルの硬さなどに注意、なるべくしなやかに巻けるケーブルを選ぶ。
2.0mを越えるケーブルを買うぐらいだったらコンセントの延長ケーブルを買った方が良い(USBケーブルは巻きづらいものが多い…3.0m買ったけど使わなくなってしまった)
- 以前のMacBookに付属していた電源アダプタ延長ケーブルも便利(Type-Cになってから付属しなくなったけど、みんな余らせているはずだ)
- USB 2.0以外の規格をサポートする長いケーブル(>1.0m)は高価なので、給電目的だけであれば選択肢から外す(Thunderbolt3 Activeケーブルとか、USB 3.0ケーブルとか)
ディスプレイ接続用のtype-Cケーブルを買う場合
オルタネートモード(Alternate Mode)対応、ディスプレイ接続用と明記されているか確認する
長さは1.0m以下のものを選ぶ(1.0mを越えるとUSB 3.1 Gen2に対応しないので、周辺機器接続に転用しづらい)
給電を併用する場合、ディスプレイ側がサポートしている電流を確認(3A、5A)
- 2.0mまでならUSB3.0(USB 3.1 Gen1)対応のケーブルが比較的安価
USB 3.1 Gen2は規格上、ケーブル長が1.0mに制限されるので、規格上2.0m対応しているUSB 3.0(USB 3.1 Gen1)対応のケーブルを探した方が良いけど、あまり製品の種類は無い。
周辺機器接続用のtype-Cケーブルを買う場合
- USB 3.1、UBS3.2、USB4、Thunderbolt3といった規格のケーブルを周辺機器が対応する規格に合わせて買う(長さは可能な限り短いものを選ぶ)。
Thunderbolt3の機器を実際に使うことは少ないと思う。 最近はUSB 3.1 Gen2対応の安価なストレージも増えてきたので、USB 3.1 Gen2対応のケーブルがお勧めで、 USB 3.0(USB 3.1 Gen1)やUSB2.0までしかサポートしていないケーブルを買わないように注意。
また最近のUSB 3.xの名称は非常にわかりづらく、混乱し易い……以下の規格は同じものを指す。
- USB 3.0、USB 3.1 Gen1、USB 3.2 Gen 1x1
- USB 3.1 Gen2、USB 3.2 Gen 2x1
ほとんど間違い探しのレベルでわかりづらいので注意