Magnolia Tech

いつもコードのことばかり考えている人のために。

コードの共通化、再利用という言葉の捉え方

noteからの転載

アイキャッチが作りたいと思ったので、作ってみた。


コードの共通化について

想像の共通化

共通なコードが一つにまとまる 二つのコードが有れば、共通化で総量は半分になる

実際の共通化

共通なコードと、それぞれの個別機能が渾然一体となる 二つのコードが有れば、共通化で総量は2割くらい減って、密結合により複雑度は5割増しになる また、未来の機能追加で個別コードが増え続ける

コードの再利用

想像の再利用

元の品質が担保されたコードをそのまま使うので、工数はほぼゼロ

実際の再利用

そもそも再利用の可否を調査するのに工数がかかる 再利用した後の品質保証ポイントが爆発し、工数がかかる 再利用時に、本来は不要なコードが残り、未来の機能追加の足枷となる


最初からそう設計されていればいいけど、あとから共通化や、再利用といったキーワードが出てきたら、たいてい危ないことが多い。

必要なのは、共通化ではなく抽象化、再利用ではなくリファクタリングによるモジュール化だよね。