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エンジニアがこの先生きのこるためのカンファレンス 2025へコアスタッフとして参加してきた

kinoko-conf.dev

2025年3月8日(前夜祭)、3月9日(本編)に開催された「エンジニアがこの先生きのこるためのカンファレンス 2025」へコアスタッフとして参加してきた


ことのはじまり

本編懇親会のクロージングでも主催のariakiさんから触れれたけど、ことの発端は「PHP Conference 小田原2024」の会場

当日スタッフとして参加していたariakiさんと廊下ですれ違うタイミングでご挨拶というか、ちょっとした立ち話をしていて、「登壇者を40歳以上に限定したイベントをやりたいんだよね」という話を聞いて、自分が「それいいじゃないですか!」と応えたところが、イベントが具体的に形になり始めた第一歩でした

準備

そして、早速、最初のミーティングが設定されました

ここでariakiさんのイベントの進め方でいいな、と思ったのが最初にデザインで協力してくれる方を”コアスタッフとして”募集したことです

最初にビジュアルがあると後から参加したスタッフもイメージもしやすいですし、デザインを担当される方がコアスタッフとして参加することで、より理解の解像度も高まります

また最初から「2週間の一度の定例」を設定する、というのも準備の調整に時間をかける必要が無く、日程調整に関する心理的な負担感がありませんでした

この辺りは数々のイベント運営の知見だな、と感心しました

そして、その後も次々にコアスタッフが集まり、とても強力なメンバが揃っていきました

自分の準備期間の主な役割はスポンサー対応で、いくつかのスポンサーにお声掛けをしたり、ブースの相談対応をしたりしていました

中でもコーヒースポンサーをカケハシさんにやって頂けたのは嬉しかったですね

シャドレ、行きたい!

前夜祭

前夜祭は、主に参加者交流企画としてのサイコロトークや、ワードウルフ(人狼)の運営をやっていたのですが、想像以上に盛り上がって全然話が止まらず、みんなのコミュニケーション力に圧倒されました

そして、個人的に前夜祭の最大注目コンテンツ「Perlのいきのこり」

id:kfly8 と、id:ytnobody の二人によるPerlの進化の振り返りトーク

speakerdeck.com

40歳以上には確実に刺さるトークとして、当初20分で枠をセットしていたものの企画会議をやっていく中でとてもそんな枠には収まり切らない内容になると判断し、40分に拡大してもらいましたが、それでも足りませんでした

どこかで再演を2時間コースでやりたい内容です

会場の年齢層の高い方々の感情を揺さぶり続けたトークとなりました

note.com

kfly8.hatenablog.com

本編

当日の役割は「遊撃隊」ということで、朝の受付までの案内、お弁当の配布、懇親会の食事の受け取り、懇親会用の配置転換などを担当していました

また、「自分への手紙」「年表」という企画では壇上にも上がっていました(ちょっと恥ずかしかった)

「無冠のわたし これからどう先生きのこれる?」

当日はコアスタッフ業、しかも遊撃隊という立場だったので、トークを集中して聞けたのはわずかだったのだけど、唯一、たかのあきこさんの『無冠のわたし これからどう先生きのこれる?』は、作業のついでではなく、スタッフパーカーも脱いで最前列で一般参加者として聞いた

speakerdeck.com

急きょiPadのトラブルにより全編手書きとなったのが逆に本当に素晴らしいスライドになっています

っていうか、最後泣きそうになってしまった

カンファレンスの発表で泣きそうになったのは初めて

書籍化とかドラマ化とかまだですか

たかのあきこさんには以前吉祥寺.pmに参加頂いたことをきっかけに、「吉祥寺.pm」「大吉祥寺.pm」のロゴイラストを描いて頂いた、というご縁が有りました

去年作ったステッカー、お渡ししたいなーと思いつつ、最近直接お会いする機会が無かったのですが、今回ようやくお渡しすることができました

コミュニティフレンドシップ

今回、会場には『コミュニティフレンドシップ』という、コミュニティ活動の告知の場が用意されました

わいとんさんをけしかけてYAPC::Fukuokaの告知を書いて頂きました

あと、吉祥寺.pmステッカーも置かして頂きました

けっこう枚数が減っていたので、それなりの宣伝効果が有ったんじゃないかと思います

懇親会

懇親会は、会場を速やかに配置転換し、立食パーティ形式

ほんとうにたくさんの初めましての方々とお話できて良かったです

ここでは語り尽くせないほどの楽しい時間だったのですが、その中でも印象に残ったのは、この二人の楽しそうな表情と、ちょっとここでは書けないような裏トークでした

今回、初めてsugamasaoさんとお話したので、「Xのフォローお願いします!」と言ったものの、既にお互いにフォローしてて「あー」となったのは、イベントあるあるです

これから

イベントの最後でも触れられましたが、初めての開催だった「きのこカンファレンス」ですが、次回が有るかは、盛り上がり次第、ということで、ぜひ参加した方は感想ブログや、ポストをやって、リアクションをしていきましょう!

おわりに

すべてのスポンサー、登壇者、参加者、スタッフ、そして実行委員長のariakiさん、全ての人の熱意のおかげで走り切れたイベントでした、最高です

よく考えると自分が主催するイベント以外でコアスタッフ業なるものを一度もやったことが無かった(一日スタッフは何度か経験がある)ので、準備の進め方や当日の運営方法についてはたくさんの学びが有りました

ariakiさんが上手いのは巻き込み力というか、次々にスポンサーや、スタッフを連れてきて、協力してもらう流れを作っていくところですね

この辺り「イベントは自分で全部やり切りたい、でも、できない所は手伝ってもらう」というスタンスで運営をやっている自分とは真逆のスタンスで、どんどん大胆に委譲する、任せていくスタイルは大きなカンファレンスを運営する人ならではのスタイルだな、と感じました

あと、スタッフ業中心で動いていたこともあり、まともに発表が聞けていないので、公開されたスライドを見ながら追体験していきたいと思います