Magnolia Tech

いつもコードのことばかり考えている人のために。

「関数型まつり」に行ってきた

昨年までScala単独のイベントとして開催されていたScalaMatsuriが昨今の関数型プログラミングの盛り上がりに合わせてリブート、「関数型まつり」として開催されました

2025.fp-matsuri.org

今回はスタッフとして、企画段階から参加し、当日もスタッフで参加しました(2日目のみの参加でしたが)

タイムテーブルを見て頂けると、多彩なトピックが満載なことが一目で分かると思います

2025.fp-matsuri.org

ホールAのスタッフだったこともあり、主に2日目のホールAでの発表を聞いていました。

トークの感想

fortee.jp

SML#も、大堀先生も存じ上げず、ただただその活動に「凄い!」と感動してしまった

アカデミアでの活動の話を聞くと気持ちがシャキっとする、というか、長い時間をかけて一つのテーマに取り組む姿勢、というのに、感動してしまうんだよなぁ

fortee.jp

Naoya Itoさんの発表

昔から、ご自身で経験を徹底的に積み上げて、それを抽象化し、言語化するスキルが高い人だなぁと思っていたけど、今回のトークは関数型らしい、その抽象化のスキルがめちゃめちゃ発揮されてて、聴いていて満足しかなかった

同じ経験をしても、あそこまで上手い説明は自分にはできないなーと振り返りながら聴いていた

50分があっという間

fortee.jp

ScalaMatsuriの時もそうだったのだけど、悔しいくらいに理解が追いつかないトークが満載で、その場ではあくまで「知らないことを知る」に留まってしまうことが多かったけど、これもそのうちの一つ

正直、全然追いつけなかった

でも、脳が焼き切れるくらい理解が追いつかないことが有るんだな、ということが知れて良かった

これから勉強していくぞ!

全体的な感想

参加者の傾向として、普段参加しているイベントとは随分違ったところが良かった

質疑応答でも、質問者から「こんな論文が有り、その中ではこう語られている」みたいな、知識と知識がぶつかる様子も見られた...学会みたい

とにかく自分が分からないことが有り、しかもそれがちょっとやそっとでは絶対に腹落ちしないレベルの高度なトピックであることが分かったことが最大の収穫だった、学んでいくぞ!!

スタッフ打ち上げ

懇親会は1日目だったので参加できなかったのですが、2日目の終わりにスタッフ打ち上げが開催されたので、そちらに参加

ハイライトシーン

さいごに

おなじことを繰り返し書いているけど、ScalaMatsuriも、関数型まつりも、「集中して聴いているのに、全然頭に入ってこない、このトークを聞くためのメンタルモデルが形成されていない...いや、単に自分の頭が悪いのか...ぐぬぬぬ...」みたいな場面にばかり遭遇するので、「自分はまだまだ何もできないやつだな」ということを理解するために参加している、みたいな側面がある

来年開催されるのかはまだ分からないけど、次回も絶対に参加するぞ!!