「職場の属人性を排除して、誰でも同じ作業ができるようにしよう」みたいな話、よく話題になる。
でも、そのタスクのフェーズによって「属人性」が表す意味は変わってくる。
すべての新しいこと・ステキなことは、ひとりの人間の脳内の、まさに属人的な、思いと欲望と発想から生まれるのですよ。
— 杉本啓 (@sugimoto_kei) 2021年1月16日
ダメな属人化、というのも確かにある。協力会社さんから受け取った請求書をどこにしまってあるか、担当者以外はわからない、みたいな。
— 杉本啓 (@sugimoto_kei) 2021年1月16日
属人性の排除というより、後世の人のために、畦道を舗装して、より早く走れるようにする、という表現がいいよね
— magnoliak🍧 (@magnolia_k_) 2021年1月16日
どうしても、その一番の人は、いつかはいなくなっちゃうし、いなくなったことで、止まってしまうのは、それはそれでもったいないし、継続性が大事だよね
— magnoliak🍧 (@magnolia_k_) 2021年1月16日
その作業が、その組織にとって完全にコモディティ化していて、誰でもできないと困る作業(会社のルールとして明確に定義されている事務手続きとか)は、特定の人しか知らない、できない、というのは確かに好ましくない。また、その作業自体が、一定以上の量が有り、多くの人数を揃えないといけないような特性が有る場合も、ムラが起きないようにしないといけない。
だけど、その人しか生み出せない”価値”に対して「属人性」というラベルを貼るのは違うんだけど、もう一方でその価値が一度発生すれば、ずっとそのままか?というそれも違ったりする。
また、別の価値を生み出すためには、どこかでそのことを他の人に委譲する時が必ず出てくる。
逆もありますよね、一人で抱え込んでしまうことをマイナス評価するのも
— magnoliak🍧 (@magnolia_k_) 2021年1月16日
ただ、できる人は、後世の人にバトンタッチするのが上手いな、っていうのはありますね
「属人性」という言葉は、割とネガティブに使われることが多いし、強い言葉なんだけど、うっかり尊重しないといけない「価値」に対して使わないように気をつけないとなって思った。
追記:onkさんのツイートをみて、ハッとした、それだ!
我々には高速道路の整備っていう良い言葉があるはずなんだよなー。<属人性の排除
— Takafumi ONAKA (@onk) January 16, 2021