IT系に身を置いていると、つい新しい知識ばかりを追いかけがちになるけど、CS的な基礎知識や、Linuxのコマンドとかの(もちろんソラでコマンド10個のオプションを言える必要は、無い)も当然大事なわけです。というか、土台となる知識が無いと、新しい知識がちゃんと身につきません。
だけど、普段使わない、手を動かさない分野のスキルはどんどん忘れていきます。歳をとると加速度的に忘れていきます。
そしてヤバいのは、分かっていることと、分かっていないこと、できること、できないことの区別がつかなくなることです。
人は分かる範囲でしか物事を理解しないので、「分かっていないことを知る」という行為を行なって「分かる範囲」を広げる、または最低でも維持する営みを続けていかないとどんどん判断する時に必要な材料が狭まっていきます。
Java 1.5の知識で、Java17時代の判断はできないですよね、10倍以上違うんだから(それも違うけど)
そんな時定期的に、過去の知識をリフレッシュするための営みをやっていくには、入門書を改めて読んでコードを書く、ハンズオンをやってみる、ISUCONの問題を解いてみる、みたいなとにかく手を動かすと結果が帰ってくるコンテンツを試してみることではないでしょうか。
(ただ、マネジメント系はなかなか、’試してみる’というわけにはいかないですね)
まじで年齢が上がってくると、色々なことがとっさに出てこなくなるので、定期的なリフレッシュが必要
— magnoliak🍧 (@magnolia_k_) 2021年9月3日
それでも1回目に学んだ時より確実に、早く身につくから
今は、『入門SQL』を読んでいる
書名を間違えてしまいましたが『初めてのSQL』、いい本ですね。前半はそれほど密度も難易度も高くないのでさらっと読めるし、後半もトピックごとに読めばいいテーマで拾い読みし易い。SQLは集合が頭の中に上手く描けないと、さらっと書けないけど、その感覚を掴むためにはやっぱりがんがん書くしかないんですよね。
ISUCONの過去問、もっと解くか→SQL最近書いてないからMySQLでSQLの素振りするか→MySQLインストールしたくないからDockerで起動するか→コンテナの仕組み、理解が足りないな->Linuxのプロセス管理が...
— magnoliak🍧 (@magnolia_k_) 2021年9月3日
その他、監視ってどういうメトリクスで取るのがいいかな、別言語の実装はどうなっているのかな、Webサーバの仕組みはどうなっているのかな、など無限の寄り道コースが発生します
— magnoliak🍧 (@magnolia_k_) 2021年9月3日
というわけで、みなさんの「スキルのリフレッシュ方法」のおすすめが有ったら、教えてください!!!(ブクマのコメントに書いてください!)