何度も同じことを書いてる気がするけど、ある程度の頻度で似たようなことを繰り返してやることが有ったら、馬鹿みたいに細かく手順と判断基準を分解して書き出してみよう
— magnoliak🍧 (@magnolia_k_) 2020年12月26日
驚くほど自分基準で行動したり、判断してることが多い
次にじゃあコレが共有できるか、再現性あるかって考えてみる
これは練習しないとできないことだと思うので、意識的に一度やってみると良いと思っている。
昔、自分がやっているタスクが全然マニュアル化されていないことがふと気になって、なにげなく手順とか、「誰々からの連絡は例外的な手順に移す」といった判断ポイントを書き出したら、あっという間にA4用紙で10枚くらいの分量になって驚いたことがある。
書き出してみると気づくのだけど、普段意識しないまま判断していることがいかに多いか、公式な手順の間に”上手く行かせるための工夫”がたくさん挟まっているか、よく分かり自分の作業に意識的になれたし、また他の人にも伝えることができるようになって、結果的にスループットが上がって行った。
- まずは頭から思いつく限り手順を挙げていってみる その際、何かにメモする、誰かに連絡する、システムに投入する…本当にその通りにやって普段と同じことが再現できるまで細かくする
- 例外的な手順を書き出してみる ”なぜ”それが例外なのか、理由を書き出してみる
- 公式な手順に含まれていないことをチェックしてみる それが公式な手順に含まれない理由を書き出してみる
言葉だけじゃなくて、図でもいいけど、必ず手を動かせるインプットになることを心がける。
マイケル ポランニーの『暗黙知の次元』では、「私たちは言葉にできるよりも多くのことを知ることができる。」と書かれていて、きっとこの方法でもまだ出てこない”手順”や、”基準”がもっともっと有るに違いない。
でもまずは挙げてみることが大事。
ただ、じゃあそれを全部マニュアル化すべきか?と言われると、それはそれでちょっと違う気もする。それより、自分がそれだけ膨大な手順や基準に基づいて行動している以上、他の人とそうそう簡単に同じことができるわけがない……で、その先でどうするか?考える……という捉え方の方がポジティブじゃないかと思っている。